皆さんがよくご存じのVISA(ビザ)カード。実はVISAが発行するクレジットカードというのはありません。世界の5大ブランドとして有名なVISA、マスター、JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブ。この中で自社でクレジットカードを発行しているのはJCB、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブだけです。VISAとマスターは決済機能を発行しているだけで自社ではカード発行せず、ライセンス供与した企業がカードを発行しています。

例えば同じVISAでも三井住友ビザカードがあったり、イオンカードのビザがあったりします。この二つのカードは全く別もので、三井住友銀行が発行する三井住友カードと、イオンクレジットが発行するイオンカードということになります。ですので、もし「ご利用のクレジットカードは何ですか?」と聞かれたら、「ビザ」よりも「三井住友ビザカード」と答える方がより正確といえます。JCBやアメリカンエキスプレスは自社で発行しているプロパーカード以外にも提携カードとしてブランド名を貸しています。先に述べたイオンカードにもJCBのブランド名を借りたイオンJCBカードというのがあります。

少しややこしいお話になりましたが、このようにクレジットカードは自社で発行されてるものがあったり、提携として「ビザ」「マスター」「JCB」のブランド名だけを借りて発行しているものもあります。VISAはVISAでも違う会社が発行していれば、利用履歴や顧客情報などの具体的な個人情報は共有されません。例えば三井住友ビザカードで先月「時計」を買った、という詳細がイオンカードビザの社内で把握されるということはありません。CICなどの信用情報機関で照会できるのはカード会員のカード限度額や返済状況(支払い遅れの有無を含む)などの大まかな契約内容と利用金額に限られています。